2025.06.15


【インターン生紹介#2】富士宮の魅力をデザインの力で引き出す。地域おこしインターン・永澤維彩さん


6月から新しいインターン生が着任!

富士宮市地域おこし協力隊インターンOBの佐野です。

6月から新しい地域おこし協力隊インターン生が2名着任しました!先日、お二人の活動や今後の展望について取材をしてきましたので、紹介していきたいと思います。第二弾は京都工芸繊維大学工芸科学部の永澤維彩(ながさわ・いさ)さんです。

地域の魅力をデザインの力で引き出す

永澤維彩(ながさわ いさ)さんは、6月から富士宮市で地域おこし協力隊インターンとして活動しています。現在は、京都工芸繊維大学工芸科学部に在籍する大学生です。京都府京都市出身で、現在は休学しながら富士宮に滞在し、デザイナーとして地域の課題解決に挑んでいます。

永澤さんはこれまで、デザイナーとして多くの経験を積んできました。Webサイトや印刷物、ロゴ制作など、実務経験はすでに40件以上。プロジェクトマネージャーとして企画から納品までを一手に担うなど、学生ながら高い実行力と責任感を備えています。富士宮市に関連した仕事も、既に複数件経験しているそうです。

また、もうひとつの大きな軸がファッション分野です。古着のリメイクブランドを運営しており、デザインから縫製、販売、広報まで自身で担い、ポップアップイベントの企画やファッションショーへの出展も経験してきたそうです。好きなことへの探究心と表現力を武器に、企画力と実行力を兼ね備えた“つくり手”として存在感を発揮しています。

富士宮に来てまだ数週間。第一印象は「富士山がかっこいい!」と話しつつ、「水が本当に綺麗でびっくりした」と笑顔を見せます。朝霧高原で味わったチーズやヨーグルト、富士宮の名物である富士宮やきそばなど、食の魅力にも感動したそうです。

デザインの力で地域の価値を最大化したい

そんな永澤さんが取り組む地域課題のひとつが、「お土産品のデザイン改善」。観光都市・京都で育った経験から、「パッケージやデザインの力で商品の価値が上がる」との実感を持っており、富士宮のお土産品にもその可能性を見出しています。実際に、現在は富士宮やきそば学会と連携し、若者や海外観光客向けに新たに発売される「やきそばサンド」のパッケージデザインに取り組んでいます。

若者が集う、ファッションイベントも企画中

もう一つの挑戦は、ファッションを通じた若者のコミュニティづくりです。永澤さんは古着のリメイクブランドを運営しており、今回のインターンではその延長でファッションイベント「Fuji Fashion Day」の企画・開催にも取り組んでいます。

イベントの舞台は、若者の活動拠点として注目が高まっている、「CHILL IN(チリン)」です。イベントでは、Tシャツやベルト、鞄、アクセサリーなど、個性あふれる古着リメイク作品を販売する予定で、地元の高校生も出店するそうです。ファッションを媒介に、地域の若者がつながり、富士宮への愛着を育むことを目指します。

6月22日(日)に開催予定です!ぜひ足を運んでみてください!


インターン後も、富士宮と関わり続けたい


富士宮での活動を通じて、自分の可能性も、地域の可能性も広げていく——。

「インターンが終わった後も、仕事などで富士宮と関わり続けていけたらうれしい」と話す永澤さん。デザインの力で地域の魅力を引き出すだけでなく、現場に飛び込み、多くの人と関わり、自らの表現を深めていく実践の中で、自身の未来も切り拓こうとしています。永澤さんの活動に期待が高まります!

各インターン生の詳細は本ホームページの「メンバー紹介」のページからご確認ください!Instagram、Facebook、X(旧Twitter)などでも随時活動内容を更新しますので、そちらも併せてご覧ください🗻(佐野)